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車検の時期は?車検を受ける場所は?知っておきたい車検のあれこれ

車を買うと、定期的に車検を受ける必要があります。

一口に車検と言っても、ご存じないことは多いのではないでしょうか。

「そもそも車検って何で受けるの?」

「車検を受ける期間・時期はいつ?」

「車検を受ける場所は?」

こんな疑問をお持ちの方々へ。

安心して車検を受けられるよう、車検について知っておくべき情報を解説します。

そもそも車検って何で受けるの?  

車検とは 

車検の正式名称は「自動車検査登録制度」と言います。

車検では、車が「安全かどうか」をチェックします。

その際、車が国の定めた保安基準を満たしている必要があります。

保安基準とは、車が安全に運転できるか検査するための基準です。

具体的なチェック項目は、車両の長さ、車体のサイズ、前照灯・窓ガラス・バックミラーなどの仕様といった項目です。

詳細は、国土交通省の定める「道路運送車両の保安基準」から確認できます。

https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr7_000007.html

この保安基準を満たすと、車は安全に運転できる状態と判断されます。

つまり、車検とは車が安全かどうかを確認するために行われる検査です。

車検を受けないとどうなるか 

車検切れの状態の車で公道を運転すると、罰則が課されます。

この場合、道路運送車両法を違反したことになり、無車検車走行となります。

具体的に罰則・罰金は以下の通りです。

・6点の違反点を加算(行政処分)

・30日間の運転免許停止(行政処分)

・6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金(刑事処分)

また、自賠責保険が切れた状態で公道を運転すると、罰則が課されます。

自賠責保険は車検のタイミングで更新されることが多いです。

そのため、車検が切れている際は、自賠責保険が更新されているか注意が必要です。

自賠責保険が切れていた場合の罰則は以下の通りです。

・6点の違反点を加算(行政処分)

・1年以下の懲役または50万円以下の罰金(刑事処分)

車検切れで公道を運転すると、罰則が課され、大きな負担になります。

ですので、車検切れには気をつけ、定期的に車検を受けることを心掛けましょう。

車検を受ける時期・期間は? 

車検の有効期間は?

新車は、登録されてから3年間が有効期間となっています。

そのため、新車を購入して3年経過したら、車検を受ける必要があります。

この期間は、乗用車に分類される普通・小型・軽自動車のどの車種も同様です。

それ以降は、2年ごとに車検を受けていく必要があります。

車検の有効期間は、2つの方法で確認できます。

1つ目の方法は、検査標章です。

検査標章はフロントガラスの上部、ルームミラー周辺に貼ってあるステッカーのことです。

このステッカーで、車検の有効期限の年と満了月を確認できます。

ただし、このステッカーは日付まで書かれていません。

そのため、車検の時期を知るには不十分なので注意が必要です。

2つ目の方法は、自動車車検証です。

自動車車検証は、「有効期限の満了する日」の項目があり、正確な日付が確認できます。

ここに記載された日付が、車検を受ける時期の目安になります。

車検を受けるべき時期は?

車検を受けられる期間に期限はありません。

極端な例を上げれば、満了日まで1年以上残っていても車検を受けられます。

前倒しで車検を受けることで、時間のあるときに車検を受けられます。

しかし、それにはデメリットもあります。

それは「残りの期間に応じた前回の車検代が無駄になってしまうこと」です。

では車検を受ける時期はいつ頃が良いでしょうか?

おすすめは、車検満了日の1ヵ月前に車検を受けることです。

この期間で車検を受ければ、次回の車検の期限が早まらずに受けられます。

例えば満了日が4月10日の場合、3月11日に車検を受けたら、

更新後の車検証の有効期限は4月10日から2年後の4月10日までになります。

国から特別に認められた「指定工場」では「45日前」から受けても、次の車検の期限は変わりません。

指定工場は陸運局で受けるべき車検の最終テスト(完成検査)を代わりに担当出来ます。

そのため45日前に車検を受けても有効期限が変わらないのです。

忘れないうちに早めに車検を受けておきたい方はぜひ指定工場での車検をおすすめします。

車検を受ける場所は?

ここでは、ディーラー車検、車検専門店の車検、ガソリンスタンド車検、カー用品店車検それぞれの特徴をご紹介します。

これらの情報を参考に、お客様のご要望に合う車検を選んでみてください。

ディーラー車検の特徴

ディーラー車検の特徴は、安心、高品質です。

車検の不備が事故や故障につながると、メーカーの責任になります。

そのため、入念で丁寧な車検を受けることが出来ます。

ディーラーは純正部品を取り扱うので、高品質なサービスが提供されます。

その一方、車検費用は他の車検と比較すると、数万円ほど高くなります。

車検も丁寧に行うため、作業の完了まで基本的に2~3日ほどかかります。

車検専門店の特徴

車検専門店では、スピード、価格、品質のどの点でも満足できる車検を受けられます。

車検専門店の多くの店舗で、当日中に車検が完了します。

価格面も安さを実現しています。

車検基本費用が15000円以下で、お得に車検を済ませられます。

整備の品質も申し分なく、安心して車検を任せられます。

ガソリンスタンド車検の特徴

ガソリンスタンド車検の特徴はご自身の都合に合わせた車検が受けられる点です。

ガソリンスタンドは24時間営業の店舗が多いため、ご自身の時間を気にせずに足を運べます。

一方で、ガソリンスタンド車検はディーラー車検と比較して、品質で劣ります。

また、ガソリンスタンドでは代車の貸し出しがない場合があります。

車検の完了までの時間も、2~3時間から数日とばらつきがあり、注意が必要です。

カー用品店の特徴

カー用品店車検は消耗品の安さが特徴です。

車検の際、カー用品店ではオイル、タイヤ、バッテリーといった消耗品の費用を安く押さえて買いそろえられます。

注意も必要です。

カー用品店車検は車検技術にばらつきがあります。

車検設備が整っていない店舗もあり、車検対応できない場合があります。

特に、複雑な整備を要する走行距離の多い車、年式の古い車をカー用品店車検に出す際は注意してください。

車検のコバック枚方店について

枚方市で車検をお探しなら、ぜひ車検のコバック枚方店へ。

車検のコバック店は国から認定された指定工場です。

国家資格を持ったプロも多数在籍しております!

お客様に立ち会いのもと、納得いく予算で、安心の整備品質を提供します。

また、当店では最短60分で車検を受けられます。

そのため、車検を受けていただいたその日にお客様のお車で帰ることが出来ます。

気になることがあったら、気軽にお問い合わせください。

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ABOUT ME
前 尊司
前 尊司
【保有資格】自動車検査員・国家二級整備士・整備士歴20年 京都自動車専門学校卒業後、トラック、バスの大型車やタクシー、外車と幅広く整備を経験。カミタケモータースでは自動車検査員として法令を遵守し、社会的責任を果たしております。また、お客様対応では安心安全にカーライフを送って頂けるよう、真心込めて接客を心掛けております。