車を購入すると、一定の期間で車検を受けます。
「車検ってなんで受ける必要があるの?」
「車検の際にどういう項目を点検しているんだろう?」
「自分の車、車検に通らなかったらどうしよう?」
そんな疑問をお持ちの方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、車検を受ける理由、車検の際に点検している項目について解説します。
車検はなんで受ける必要があるの?
車検の正式名称は「自動車検査登録制度」と言います。
車検では、車の状態が「安全かどうか」をチェックします。
みなさんも、定期的に健康診断や人間ドックを受けることがありませんか?
それと同様に、車の状態をチェックするために車検を定期的に受ける義務があるのです。
車検受ける期間は、新車であれば購入から3年後です。
それ以降は、2年ごとに車検を受けることになります。
車検に通るためには国が定めた保安基準の条件を満たす必要があります。
保安基準とは、車が安全に運転できるか検査する基準です。
具体的なチェック項目は、車両の長さ、車体のサイズ、前照灯・窓ガラス・バックミラーなどの仕様といった項目があります。
詳細は、国土交通省の定める「道路運送車両の保安基準」から確認できます。
気になったら、以下のURLから確認してみましょう!
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr7_000007.html
この保安基準を満たすと、車は安全に運転できる状態と判断されます。
つまり、車検とは車が安全かどうかを確認するために行われる検査です。
車検の検査項目は?
では、車検ではどんな項目を用いて車を点検しているのでしょうか。検査内容を把握して、車検への理解を深めましょう!
同一性の確認
お客様の提出した自動車検査証の内容と持ち込まれた車が同一かどうか確認します。
具体的には、エンジンに打たれた番号と車検証の車台番号が同一かを確かめますす。
車のボンネットを開いてエンジンルームを目視して番号を確認します。
タイヤ
タイヤの検査は、タイヤの溝、摩耗、ヒビを確認します。
タイヤで1番摩耗した溝が1.6mm以下の場合、交換する必要があります。
タイヤの溝が深かったり、ヒビがあったりすると車検で不合格になります
事前に確認・交換を行いましょう。
ガラス
車検ではフロントガラス、側面ガラス、サイドミラー、すべてのガラスが検査対象になります。ガラスにヒビが入っていたり、割れたりしていると車検に落ちてしまいます。
事前に車のガラスを確認して交換しましょう。
また、ガラスに着色フィルムを貼ると車に不正の改造を行ったとみなされ、車検に落ちてしまいます。
着色フィルムを貼ると、周囲の確認がしづらくなり、事故の原因になります。
各種メーター
シートベルト警告灯、エアバック警告灯、各種メーターの点滅部分が車検の検査対象です。メーターの点滅部分は、故障や不備を知らせるためにあるものです。
1つでも点滅しているメーターがある場合は、車検に落ちてしまいます。
事前に各種メーターを確認しましょう。
内装
車の内装で問題のある箇所がないか目視で確認します。
各発電等が問題なく点灯すること、シートベルトやギアパターン(マニュアル車の場合)の不具合がないかなどを確認します。
また、発煙筒の有効期限やクラクションのボタンにホーンマークがついているか、
ヘッドレストがついているか(平成24年7月以降登録の車は、義務付けられている)を確認します。
灯火装置
灯火装置とは、車についているライト全般のことです。
以下にまとめたので、車検を受ける前に確認しましょう。
これらがすべて点灯するか、確認します。もし切れていた場合は、電球を交換しておきましょう。
ワイパー
ワイパーが問題なく動き、雨や雪を拭き取れるかを確認します。
雨や雪が降った時、ワイパーが作動しないと視界が確保できずに事故につながります。
また、問題なく動いてもゴムが切れていたり、緩んでいたりする場合は、交換が必要になります。
ウィンドウォッシャー
ウィンドウォッシャーから十分な量の液が出るか確認します。
ウォッシャー液が出なかったり、勢いが弱かったりする場合、車検に落ちる可能性があります。
ウォッシャー液がうまく出ない原因は、ノズルが詰まっている可能性があります。
ウォッシャー液の出が悪いと感じたらノズルを確認してみましょう。
マフラー
マフラーは音量、取り付けられた位置、触媒の有無を確認します。
触媒は、排気ガスの有害物質を浄化する機能のことをいいます。
触媒がなかったら、車検は無条件で落ちてしまいます。
マフラーは長年使っていると劣化するので適宜確認しましょう。
ドライブシャフトブーツ
エンジンの力を出力にタイヤを動かす装置をドライブシャフトといいます。
ドライブシャフトの間でタイヤの向きを変える装置がベアリングです。
そして、ベアリングを保護する装置がドライブシャフトブーツです。
ドライブシャフトブーツが破損するとタイヤを動かせなくなり、運転ができなくなります。そのため、車検の際は異常がないか確認されます。
ステアリングラックブーツ
タイヤとハンドルをつなぐタイロッドという部品があります。
これを保護する部品がステアリングラックブーツです。タイロッドが機能しなければ、ハンドル操作に影響が出て、事故につながります。そのため車検の検査対象とるのです。
以上が、車検の点検項目になります。
車検に落ちてしまった場合は?
もし、車検に落ちてしまったら。
そんなときの対処法を説明いたします。
車検に不合格の場合、「再検査」を受ける必要があります。
再検査を受けなければ、車検に合格したことになりません。
つまり、公道を運転することができません。
再検査を受ける場所は、車検場もしくは指定工場です。
再検査は、不適合と判断された部分のみ検査を行います。
整備に合格すると、「限定保安基準適合証」が交付されます。
それを陸運局に持参して登録すれば車は車検を通ったことになります。
しかし、認証工場で整備した場合は注意が必要です。
これは、検査の基準を満たしたか判断できないからです。
そのため、もう一度、車検場での検査に合格する必要があります。
再検査を当日に受けることができれば追加で費用がかかることはありません。
当日に再検査が受けることができなければ、窓口で限定自動車検査証を発行してもらいましょう。
限定自動車検査証は、当日を含めた15日間が有効期間となります。
検査で不適合と判断された箇所の内容が記載されています。
この証書を携帯していれば、15日間は公道を走ることができます。
その間に不適合箇所を直し、再検査を受けましょう。
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